ふとストリートファイターVを始めようと思い立ったので、格ゲーやるならアーケードコントローラー(以下アケコン)だ!ということでアケコンを探していると、今はレバーレスという種類のアケコンがあるのを知って、今からやるならレバーより良いと思い買いました。
買ったのはいわゆる純正Hit Boxです。

本家のほうが$200と本体価格は安いですが、国際送料が$70なので、それを加味すると国内で買っても大して値段が変わらない上に到着まで時間がかかるし関税取られるとむしろ超えちゃうので、普通に国内で買ったほうがいいと思います。

開封

外箱
Hit Box本体
マニュアル
収納袋
蓋を開けたところ

基盤はHit Box独自のものにBrookのFighting Board PS3/PS4をくっつけたもののようです。

ボタンの静音化

最初は静音性が高いと評判のGamerFingerのボタンにしようと思っていたのですが、国内だと品薄らしく好みの色が選べなかったのと、公式サイトで買ったら商品は2ヶ月経っても届かないし、数回問い合わせても一切音沙汰がなかったので、同じ銀軸のCROWN/SAMDUCKSA(以下サムドクサ)のボタンにしました。1

CROWN/SAMDUCKSAのボタン

ボタンは アタッサ で購入しました。国内だとここが1番種類が多く安かったです。

CROWN/Samducksa SDB-202C Cherry Button クラウン チェリー ボタン クリアカラー 24mm(ネジ式)-ATTASA SHOP(アタッサショップ)

こちらの商品はクリアカラーモデルです。 通常カラー、メタリックカラーもございます。 スイッチ部に、高級キーボードに採用されるCherry MX製の Silver Switch 銀軸を搭載したアケコン用ボタンです。 銀軸はアクチュエーションポイント(ボタンを押してからが反応するまでの深さ)が1.2mmと浅めに設定されており、 またCherry社では5,000万回の長寿命、耐久性を謳っています。 ねじ式の取り付けとなります。 マウントホール径:24mm マウントプレート厚み:10mm最大 業務用になりますので取扱説明書・パッケージは御座いません。 商品特性をよく理解できるお客様のみご購入下さい。 当店では取り付けのサポート等は一切行っておりません。  

attasa.shop
CROWN/Samducksa SDB-202C Cherry Button Clear チェリー ボタン クリア 30mm (ネジ式)-ATTASA SHOP(アタッサショップ)

こちらの商品はクリアカラーモデルです。 通常カラー、メタリックカラーもございます。 スイッチ部に、高級キーボードに採用されるCherry MX製の Silver Switch 銀軸を搭載したアケコン用ボタンです。 銀軸はアクチュエーションポイント(ボタンを押してからが反応するまでの深さ)が1.2mmと浅めに設定されており、 またCherry社では5,000万回の長寿命、耐久性を謳っています。 ねじ式の取り付けとなります。 マウントホール径:30mm マウントプレート厚み:10mm最大 業務用になりますので取扱説明書・パッケージは御座いません。 商品特性をよく理解できるお客様のみご購入下さい。 当店では取り付けのサポート等は一切行っておりません。  

attasa.shop

そのままでも三和ボタンに比べると静かですが、さらに静音化するためにゴムワッシャーを入れます。

まずボタンのキャップを開けます。

ボタンを開けたところ

ボタンのキャップは横についている爪をマイナスドライバーなどで軽く押し上げると取れます。強く押しすぎると爪が折れると思うので気をつけてください。

次にゴムワッシャーを入れます。

ゴムワッシャーを入れたところ

サムドクサのボタンに合うゴムワッシャーのサイズは、下記です。

  • 30mmボタン: 呼径16mm直径25mm厚さ0.5〜1mm
  • 24mmボタン: 呼び径16mm直径21mm厚さ0.5〜1mm

自分の場合、ゴムワッシャーは ウィルコ で買ったのですが、ここには直径21mmのゴムワッシャーがなかったので、直径22mmのを購入し、少し切って大きさを詰めて使いました。ちなみに直径20mmだと小さいです。

https://wilco.jp/products/washer/rubber/

厚さは好みで0.5mmか1mmを選べばよいです。厚いほど静音性が高くなり、押し込みが浅くなり固く感じます。1.5mm厚だと強めに押さないとボタンが反応しなかったりするのでおすすめしません。
硬度は硬いほど静音性が上がりますが、押し感が固くなります。
押し感最重視であれば「ハネナイトGP-35L」で、静音性最重視であれば「シリコンゴムK-127」ですが、K-127はかなり硬いので強めにボタンを押す人は指を痛めるかもしれません。

あとはこれをボタンの数だけ繰り返して元のボタンと換装します。
サムドクサのボタンはネジ式なので、取り付ける際はネジについているリングを外して天板にはめ込み、逆からリングを取り付けて固定します。リングはギザギザがついている方が天板側に向くようにします。

ボタンを換装したHit Box。良い

静音に関しては、シリコンゴムK-127にすると元の三和ボタンより遥かに静かになります。また、サムドクサのボタン自体が三和ボタンよりキャップとボタン本体の間に遊びがないのでカチャカチャという音も減ります。
GamerFingerのボタンが手に入らなくて困っていたり、ボタンは六角形より丸のほうがいいという方はサムドクサのボタンで静音化してみてはどうでしょうか。


  1. PayPalを通して購入していたので返金してもらいました。 ↩︎